総合塾としての経営・運営

一般に総合塾とは、補習塾と進学塾の二つの特性を組み合わせた学習塾のことです。上位クラスを別に設けたりするケースもあります。

理想は、成績のあまり良くない生徒たちを指導して、上位コースへ移籍できるというのがいいのでしょうが、実際は、普段の授業についてこれない生徒の生徒の成績を上げることは予想以上に難しいです。

中学校の定期テストで、500点満点中、200点(1科平均40点)取れない生徒は、かなり基本的なところまで戻って基礎を固める必要があります。小学生の内容も理解していないケースも珍しくありません。単元ごとに必要な箇所の復習をする必要があります。

当然、勉強に強い抵抗感があり、なかなかやる気が出ない。「自分は頭が悪い」と思い込んでしまっているケースが多く、根本的な考え方から変えていかないといけない場合があります。そうなると、ますは意識改革から行いますが、かなり根深いものがあるので相当のエネルギーが双方に求められます。

成績上位者を獲得して、塾の評判を高めるのが、手っ取り早い方法かもしれませんが、やはりニーズが多いのは成績中位以下の層です。意欲が無いまま保護者に連れられて入塾し、いやいや時間を消化し、そして一定期間を過ぎたが当然、成績は相変わらず。

保護者が「あの塾は良くない」と判断し塾替えをする。 というのを繰り返さないためにも、学力中位、下位層の指導に力を入れていけるシステムにするのが望まれます。